音楽情報サイト「Pokeショックウェイブ」に新コンテンツ追加――雑誌とも連動へ携帯電話向けコンテンツ「Poke ショックウェイブ」に新コンテンツが追加された。同サイトを運営するスターチャイルドは音楽雑誌も創刊し,新たなメディアミックスを目指す。
スターチャイルドは10月17日,リッスンジャパンと共同で企画運営する携帯向けサイト「Poke ショックウェイブ」に新たなコンテンツを追加すると発表した。
Poke ショックウェイブは,iモード,J-sky,EZwebからアクセス可能な月額300円の音楽情報サイト。料金は月額300円で,CD最新情報やアーティストとの相性を測るゲーム,着メロやアーティストの似顔絵などのコンテンツが提供されている。 追加されるコンテンツは3つ。1つ目はアーティスト出演のイベント時に,ライブを終了したアーティストのコメントなどを次のアーティスト出演までの時間に配信するサービス「バックステージプレビュー」。2つ目はチケット情報やグッズの発売といった口コミ効果を期待できる情報を配信するメールマガジン「バーチャル・フライヤー」。そして3つ目はアーティストモデルのオリジナルアクセサリーや香水などを販売する,モバイルeコマースサービスだ。
Poke ショックウェイブのユーザーは10〜20代女性が9割。会員数はサービス開始から1年で12万人を超えたという。同社はこうした層について「流行に敏感なユーザーが多く,購買意欲が高い」と分析しており,会員向けに各種プロモーションを展開していく予定だ。 音楽雑誌も新創刊発表会では同時に,音楽雑誌「Zy.」を創刊することも発表された。隔月発行で11月1日より定価1260円で発売する。付属のCD-Extraでインディーズバンドの新譜が聴けるほか,PC上で再生すれば映像も見ることができるという。
「1260円という値段は,こうした雑誌としてはやや高く感じるかもしれないが,そのぶんCD-Extraが付いている。内容は,従来の雑誌のようにバンドの紹介がメインでなく,バンドのメンバーひとりひとりに焦点をあてたものになっている。簡単に言うと(バンドの特定のメンバーの)写真集みたいに思っていただければいい」(スターチャイルドの星子社長) 雑誌にはアーティストのカラーポスターが付属しているほか,バンド「PIERROT」のアイジおよび「MALICE MIZER」のManaなどのカラー特集が組まれている。撮影時のメイキングも収録されているほか,ミュージシャン本人による連載なども用意されるという。今後,付属のCD-Extraを利用し,より視覚的な情報告知も行う予定だ。 スターチャイルドでは「ただ単に(いくつも異なる)媒体を立ち上げるのでなく,各々の媒体を生かしたい」としており,同社では携帯電話サイトと新創刊の雑誌との間でで各種プロモーションを展開するつもりでいる。 同社はほかにも,各種ライブやコンサートの企画運営を行っている。こうしたリアルな世界と,情報の即時性がある携帯電話サイト,そして写真や動画などによるPRが可能な雑誌を連動させることで,同社は今後さらなる広告メディアとしての展開を目指す。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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