WAPコンテンツをiモードに変換するソフトが登場

【国内記事】 2001年10月26日更新

 スウェーデンのXpedioは10月25日,WAPベースのコンテンツをiモードに変換するソフトを開発したと発表した。

 WAPのカラー対応は次世代バージョンの2.0からで,現在欧州で発売中の携帯電話端末はモノクロ対応のWAP 1.2.1ベースが主流となっている。同社によれば,先日EricssonがGPRS,Bluetoothに対応し,カラーディスプレイを搭載する携帯電話端末「T68」を発表したが,その時点ではWAP 2.0が定義されていなかったため1.2.1に対応させざるを得ず,カラーディスプレイを搭載しながらカラー表示ができない状況となっていた。同社はこのような状況を踏まえて変換ソフトを開発したという。また,iモードと同様のサービスがドイツやオランダ,ベルギーで展開されると見込まれていることから,このような技術が必要だとしている。

 GSM通信キャリアやコンテンツプロバイダは,このソフトを導入することでWML 1.2.1をiモードのフォーマットのcHTMLに変換し,ユーザーにカラー対応のコンテンツを提供できるようになるという。

[ITmedia]

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