「コンパクトデジカメ」販売ランキング（10月13日〜10月19日）

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店（家電量販店、カメラ販売店、PC専門店）のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

　前回に続きキヤノンの「IXY DIGITAL 920 IS」が首位を守った。2位にも前回同様のパナソニック「LUMIX DMC-FX37」が入り、3位には前回4位のキヤノン「IXY DIGITAL 20 IS」が浮上した先週紹介したカシオ計算機「EXILIM ZOOM EX-Z300」も9位に上昇し、順調に順位を伸ばしている。

　そのEX-Z300には、世の女性を美しく写す“メイクアップモード”が搭載されている、非常に“乙女度”の高いデジタルカメラだった。今週は見た目の美しさだけではなく、“気になる相手との距離が縮まるカメラ”富士フイルムの「FinePix Z200fd」を紹介したい。

　FinePix Z200fdについた、“距離を縮める機能”はその名も「恋するタイマー」。簡単に言えば顔認識システムを利用したオートシャッタ機能で、2人の顔が一定距離まで近づくとシャッターが切られる。

　距離は「お友達」「仲良し」「ラブ」の3段階で設定ができる。ちなみに、「ラブ」に設定するとほとんど顔をくっつけるような距離でないとシャッターが切られないとか。

　使い方としては、仲良しグループ内の好きな人や、イケメン、かわいい女子に「顔近づけないと撮れないらしいよ」なんて言いながらくっついてみたり、友達同士で使って遊ぶのにいいのかもしれない。とりあえず、大人数でキャーキャーいいながら写真を撮るのにぴったりな青春アイテムだろう。あぁなんだか高校生が卒業式とかでキャーキャーいいながら“自分撮り”で先輩と記念の写真を撮影している図が浮かんできた。なんという青春。

　しかし、残念ながら筆者の頭に一番最初に浮かんだのが「合コンの王様ゲームとかで使えるんじゃね……」という青春のかけらもない大人のお遊び。筆者もこのカメラを使ったら、失った青春のかけらとか純粋さを取り戻すことができるかなぁ。

　一生懸命探せば、どこかで落とした“純粋な心”も見つかるかもしれない……。＋D LifeStyleの記事お好みのデジタルカメラを探してみてほしい。