「コンパクトデジカメ」販売ランキング（12月1〜7日）

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店（家電量販店、カメラ販売店、PC専門店）のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

　今週のランキングも、先週とおおむね同じラインアップ。前回3位のパナソニック・LUMIX「DMC-FX37」が1位に上昇し、先週1位のキヤノン「IXY DIGITAL 920 IS」と、先週2位のキヤノン「IXY DIGITAL 20 IS」が、1ランクずつ順位を下げた。また、8位には先週12位のカシオ計算機「EX-Z80」がランクイン。過去の販売台数ランキングでも紹介したが、「アクティブに日常を楽しむ若い女性」をターゲットに据えた、カラーバリエーションが豊富なモデルだ。

　ボーナス商戦がスタートした12月初旬、1位の座を射止めたDMC-FX37。の販売台数ランキングがスタートした2008年9月末から、1度もトップ3をライバルに譲り渡していない。

　このモデルの特徴として挙げられるのは、カラーバリエーションの豊富さだろう。プレシャスシルバー、カクテルピンク、シェルホワイト、ショコラブラウン、エクストラブラックの5色がラインアップされる。華やかなパステル調から、深みと落ち着きのある色まで幅広いカラーが、多くの人の“色”に対する需要を満たしているのかもしれない。

　また、35ミリ換算で25〜125ミリの光学5倍ズームレンズを搭載する。デジタルズーム「EX光学ズーム」と兼用すれば223ミリ相当での望遠撮影も可能だ。シーン自動判別機能「おまかせiA」も搭載し、カラーやスタイルだけでなく機能面も期待できる。

　2008年8月22日の発売で、現在の市場価格は3万円弱（2008年12月現在）。カラーの選択肢が多いことや、機能の充実感との兼ね合いで人気の高いモデルなのだろう。

　これ以外にもさまざまな製品を比較してみたい方は、＋D LifeStyleの記事から探してみてほしい。