準備ができたら早速Skypeで通話してみよう。電話をかける前に、かけたい相手のユーザー名をまず確認する。実際の電話でも相手の電話番号を知る必要があるのと同じだ。あらかじめメールなどでユーザー名を聞いておこう。
次に、ユーザー検索でネットワーク内から相手のユーザー名を検索し、フレンドリストに登録する。
フレンドリストは電話帳のようなもので、登録した相手に簡単に電話をかけられる。フレンドリストからユーザーを選んで、呼び出しボタンをクリックして会話しよう。
Skypeで電話をかけてまず驚くことは音質の良さ。ノイズ対策がしっかり行われているので、IP電話よりも音質が良好なのだ。もちろんタイムラグは全くない。P2P技術を使って負荷を分散しているため、ISDNなどの低速回線であっても高音質で通話が可能だ。
しかも通話には暗号化処理が施される。プライベートな会話だって安心してできるのだ。
なお、いきなり電話をかけるのが気が引けるなら、先にテキストメッセージを送っておくといい。テキストメッセージとは一般的なメッセンジャーソフトと同じ、文字でのチャットだ。電話してもいいかどうか相手の様子を確認してみよう。
Skypeでは世界中の知らない人から電話がかかってくる。しかし、よく分からない言語で話しかけられたり不快な発言をされるのはちょっとイヤだ。設定を変更して、フレンドリストに載っている人以外からかかってこないようにしよう。
フレンドリストに載っている人でも、ある日突然、話をしたくない、口もききたくないなんて関係になることがある。そんなイヤなヤツは「ブロックリスト」に登録して着信を拒否しよう。金輪際、ネット電話で会話しなくてすむ。
メニューから「ファイル」→「オプション」を選択する。「プライバシー」タブを選び「フレンドリストからのみコールする」をチェックしよう。これでフレンドリストに載っているユーザーからのみ着信するようになる
フレンドリストで着信拒否したいユーザーは、ユーザー名を右クリックして「このユーザーをブロック」を選ぶとブロックリストに追加できる
前のページ|1 2 3 4|次のページ