| News | 2000年7月28日 06:45 PM 更新 |
オン・ザ・エッヂの運営するインターネットデータセンター「データホテル」で27日未明,一部顧客のデータが消失するトラブルが発生していたことが明らかになった。消失したのは,データホテルのホスティングサービスを利用している3社のWebサイト。現在は,1社を除いてサービスは復旧している。
トラブルの原因は,データホテル技術者の作業ミス。新たに導入したサーバのセットアップを行う際に,誤って運用しているサーバを再セットアップしてしまった。データホテルに設置されてるサーバには,公開用とバックアップ用のHDD2基を装備しているが,これは,物理的にHDDが破損した状況に対応するためのもので,今回のような作業ミスには効果がなかった。
オン・ザ・エッジによれば,データが消失したWebサイトはすべて一方通行の情報提供型のものだという。そのため,顧客情報が消失するような事故には至らず,「被害はそれほど大規模ではない」(同社)と見ている。現在,3つのWebサイトはすべてアクセス可能だが,音楽関係のWebサイトでは,掲示板のログデータが消失してしまい,28日時点で閉鎖されたままになっている。
なおオン・ザ・エッジでは,今回のような単純ミスを防ぐため,ワークフローの見直しを図るほか,稼働中のサーバを外見で判別できるようにする。また,公開サーバのバックアップデータが消失した場合に備え,バックアップ用のHDDを別のサーバにも設置する。
[中村琢磨,ITmedia]
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