News | 2000年8月4日 10:30 PM 更新 |
日本電子工業振興協会(JEIDA)は8月4日,2000年度第1四半期(4〜6月)のPC出荷台数を発表した。それによると,国内向けの出荷台数は,対前年比35%増の273万9000台で,過去2番目を記録した。形状別では,わずかではあるが,ノートPCが,初めてデスクトップを上回った。出荷台数はそれぞれ,137万7000台(同41%増)と136万2000台(同29%増)。JEIDAではノートPCが好調な要因として,「高性能CPUの搭載,液晶画面の大型化,CD-RWドライブの採用などにより,デスクトップと変わらない性能が手に入るようになったため」と分析している。
また金額ベースでは,同15%増の4910億円となった。出荷台数に比べ,出荷額の伸びが鈍いのは,「本体価格が引き続き下落傾向にあるため」(JEIDA)。第1四半期における平均単価は,デスクトップが15万6000円,ノートPCが20万2000円で,前年同期よりもそれぞれ10〜20%下落している。
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