News 2000年9月1日 08:56 PM 更新

ホワイトボードをデジタル化する装置“mimio”の日本語版が登場

使い慣れたホワイトボードに装着するだけで,描いたものがPCに送信できる製品が登場する。

 いつも使っているホワイトボードに絵を描くと,それがそのままPCの画面にも描かれ,インターネットを通じた別のPCにもリアルタイムに送信できる道具,米Virtual Inkの「mimio」がバージョンアップされた。mimioは,60センチ(折り畳みも可能)のバーをホワイトボードに取り付け,専用のケースに収められたマーカーで描くと,それをPCで読みとるという装置。折り畳むと30センチ程度になり,重さも680グラムと持ち歩くのも容易だ。


ホワイトボードの左端に取り付けられたmimio

 mimioは,2つの超音波マイクが,マーカーのケースから発振される超音波を読みとり,位置を計測するというしくみ。マーカーのケースには色が付けられており,それぞれに対応した色でPC側に認識されることになる。mimioとPCの接続はシリアル,もしくはUSBで,付属の電子ホワイトボードソフトでグラフィックへと変換されるが,グラフィックのベクトルデータは「NetMeeting」を通じてインターネット上の別のPCへと伝えることが可能なため,遠隔地との会議にも有用だ。さらに音声マイクを内蔵しており,しゃべりながらホワイトボードを使った説明を行うことができる。


専用のケースを取り付けたマーカー

 さらに,音声を含んだベクトルデータのシーケンスを,米Real Networksの「Real Player」用データに変換する「mimio broadCast」というソフトウェアが付属。ストリーム配信することで,ホワイトボードを使った遠隔地教育にも応用できるとアピールする。

 実際に使用してみると,位置読み取り精度は非常に高く,細かく描いた文字もPC上で拡大してみると正確に判別することができた。英数字ならば,同梱ソフトを用いて手書き文字をデータに変換することもできる。また,ホワイトボードにコンピュータ画像をプロジェクターなどで投影すれば,mimioをマウス代わりにPCの操作ができる。

 さらに,mimioに拡張カートリッジとして接続し,ヒューレット・パッカード製インクジェットプリンタにダイレクトプリントする「mimio directPrint」を利用することで,ホワイトボードの内容をその場でプリンタに出力することが可能だ。現在はHP製プリンタのみだが,エプソン対応版とキヤノン対応版も準備中だという。

 日本での発売は10月ごろの予定。標準価格は8万8000円だが,実売価格は2万円ほど下回る見込みだという。販売はコクヨ,OTTO,GBCが代理店となって行う。また同社によると,英語版ながらMacintosh対応版も10月に9万8000円で発表するほか,米国で利用されることの多いフリップチャートに対応した「mimio flipChart」も4万9000円程度でリリースするという。

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▼ Virtual Ink

[本田雅一, ITmedia]

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