News | 2000年10月2日 11:59 PM 更新 |
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の会員会社であるシビルソフト開発は10月2日,同社の土木設計関連ソフトについて,ビーアイテイが無断で複製販売したとして,約1600万円損害賠償などを求める訴訟を提起した。
昨年4月,ビーアイテイ本社において証拠保全手続が執行され,無断複製されたプログラムなどについての証拠が裁判所によって確保されている。シビルソフト開発は,「ビーアイテイ側が複製行為については認めたものの,対応態度が悪質と言わざるを得ないこと,シビルソフト開発の権利を尊重する意思が見受けられなかった」ことなどから,提訴に踏み切ったとしている。
シビルソフト開発は,証拠保全の結果として判明しているビーアイテイの売り上げにくわえ,市場シェアを奪ったことによる損害を考慮して,約1600万円の損害賠償を請求。さらに,土木建設専門誌への謝罪広告の掲載,ならびに顧客への謝罪文の送付をビーアイテイに求めている。
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