News | 2000年10月4日 06:30 PM 更新 |
キヤノンは10月4日,コンパクトデジタルカメラの最上位モデルとなる「PowerShot G1」を発表した。ISO50を含む感度設定など,豊富なマニュアル設定が可能なほか,12種類の撮影モードも搭載。「中上級者の撮影ニーズに応える」(同社)機能を持つ。価格は11万5000円。10月下旬の発売を予定している。
PowerShot G1は,1/1.8型の334万画素CCDと35mmフィルム換算で34〜102ミリの3倍ズームレンズを標準で搭載。デジタル信号処理用のICを新規開発したことで,高速な画像処理が可能だという。
各種設定は,銀塩一眼レフの「EOS」シリーズに採用されている上下2段のモードダイヤルと十字ボタンで行う。さらに,EOS用の外部フラッシュ「スピードライトEXシリーズ」(220EX,420EX,550EX推奨)やクローズアップレンズも使用可能。操作性やオプションの統一により,銀塩一眼レフのユーザー層にも訴求する。
またキヤノンは,PowerShot G1と同時に専用のワイドコンバーター「WC-DC58」(1万8000円)やテレコンバーター「TC-DC58」(1万円)などを発売する。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | PowerShot G1 |
撮像素子 | 1/1.8型334万画素CCD |
レンズ | 7〜21mm(35mmフィルム換算で34〜102mm),F2〜2.5 |
シャッター速度 | 8〜1/1000秒 |
感度設定 | オート/ISO 50/100/200/400 |
液晶ディスプレイ | 1.8型低温ポリシリコンTFT |
画像フォーマット | JPEG,RAWデータ,AVI(動画) |
記録画素数 | 最大2048×1536ピクセル(静止画),320×240ピクセル(動画) |
記録メディア | コンパクトフラッシュ |
本体サイズ | 119.7(幅)×76.8(高さ)×63.8(奥行き)ミリ |
重量 | 約420グラム |
価格 | 11万5000円 |
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