News 2000年10月6日 10:22 PM 更新

9月のウイルス届出件数は微増

 情報処理振興事業協会(IPA)は10月6日,2000年9月のコンピュータウイルス発見届出状況を発表した。それによると,総届出件数は676件で,先月の556件から微増したという。今年1月からの累計では5222件となった。

 9月に届けられたウイルスは,全部で45種類。新種ウイルスは「W97M/Bablas」「W32/MTX」「W32/QAZ」の3種類だった。IPAによれば,実際に被害に遭ったケースは91件とわずか1割にすぎず,ほとんどが感染前に駆除されたという。

 なおIPAでは,引き続きメールの添付ファイルを不用意に実行しないよう呼びかけている。

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