News 2000年10月10日 07:47 PM 更新

大阪めたりっく通信,11月から大阪市内でDSLサービス開始

大阪めたりっく通信がDSLサービスのメニューを発表。大阪の中央区,北区,西区,東淀川区,浪速区を対象に,11月から順次サービスを開始する。

 大阪めたりっく通信は10月10日,大阪市内の一部地域を対象に11月からDSLインターネット接続サービスを提供すると発表した。10月12日より申し込みの受け付けを開始。年内には大阪の中央区,北区,西区,東淀川区,浪速区の一部までサービスエリアを広げるという。

 大阪めたりっく通信のロードマップによると,まず11月1日に大阪中央局でサービスイン。12月上旬には大阪北,土佐堀,東淀川局が続く。さらに12月下旬には,日本橋,北,北浜局の3局を追加し,計7局となる。1局あたり,2000回線分を用意する予定だ。

 また同社は,NTT西日本に対して既に100余局の接続申し込み調査依頼を終えており,「2001年度中には近畿圏のインターネット利用者の大部分をカバーする」(同社)としている。

個人向けは月額5500円より

 個人向けのメニューは,下り640Kbps/上り250Kbpsの「HOME640」と,下り1.6Mbps/上り270Kbpsの「HOME1600」。初期費用は,ともに2万7000円だが,月額利用料はHOME640が5500円,HOME1600が8000円となっている。モデムはブリッジタイプを使用し,基本サービスとして1アカウントのE-Mail,100MバイトのWebサーバスペースなどが含まれている。

 一方,IP接続のみを提供するサービスでは,ADSLとSDSLのメニューが2種類ずつ用意された。モデムはルータタイプとなり,8個までの固定グローバルIPアドレスが取得可能だ。

 ADSLメニューは,下り640Kbps/上り250Kbpsの「SOHO640」(月額3万2000円)と,下り1.6Mbps/上り500Kbpsの「SOHO1600」(月額5万5000円)。初期費用はともに4万円だ。

 SDSLサービスは,下り/上りとも768Kbpsの「Biz640」(月額3万8000円)と,同じく1.6Mbpsの「Biz1600」(月額5万8000円)。初期費用は10万円となっている。

  サービスの提供エリアおよび局番,メニューの詳細などは,同社サイトを参照してほしい。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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