News 2000年10月12日 10:28 PM 更新

松下,AVノートPC「ヒト」シリーズを正式発表

松下は,家庭内ネットワークの核となるAV指向の新型ノートPC「ヒト」シリーズを11月20日より発売する。

 松下電器産業は10月12日,AV機能を重視した新型ノートPC「ヒト」シリーズを正式発表した。また同時に,普及型のAVノートPCやLet's noteの新製品も発表された。価格はすべてオープンプライス。

 ヒトシリーズは,PCと家庭内のAV機器をつなぐというコンセプトのもと,松下が推進している「クリエイティブネットワーク」の核となる製品。SDカードスロットや新型の操作系,ならびに液晶AI技術などを採用しているのが特徴だ(9月13日の記事参照)。

 ラインアップは,モバイルPentium III/700MHzとCD-RWドライブを装備する最上位機種の「CF-X1R」,モバイルCeleron/600MHzとCD-RWドライブを搭載する「CF-X1W」,同じくCPUにモバイルCeleron/600MHzを搭載し,DVD-ROMドライブと組み合わせた「CF-X1D」の3モデル。販売は11月20日より開始する。

 主な仕様は以下の通り。

モデル CF-X1R CF-X1W CF-X1D
CPU モバイル
Pentium III/
700MHz
モバイル
Celeron/
600MHz
メモリ 64Mバイト(最大192Mバイト)
HDD 20Gバイト 15Gバイト
ドライブ 8/4/24倍速CD-RW 最大8倍速DVD-ROM
ディスプレイ 14.1型TFT液晶(1024×768ピクセル)
連続駆動時間 約2時間20分 約2時間
本体サイズ 310(幅)×262〜286(奥行き)×40(高さ)ミリ
重量 約3キロ
OS Windows Me
価格 オープンプライス

 また松下は同時に,ヒトシリーズとは別のラインアップとして,AV型ノートPCの普及モデル「CF-G1」を発表した。IEEE 1394インタフェースやステレオスピーカーなどを装備している。11月20日より発売する。価格はオープンプライス。

 主な仕様は以下の通り。

モデル CF-G1
CPU モバイルK6-2+/500MHz
メモリ 64Mバイト(最大256Mバイト)
HDD 10Gバイト
ドライブ 最大24倍速CD-ROM
ディスプレイ 13.3型TFT液晶(1024×768ピクセル)
連続駆動時間 約2時間
本体サイズ 310(幅)×260(奥行き)×41(高さ)ミリ
重量 約3.6キロ
OS Windows Me
価格 オープンプライス

 Let's noteシリーズでは,B5サイズノート2機種「CF-B5ER」「CF-M2XR」が登場。CF-B5ERは,光学トラックボールを採用した「CF-B5R」の後継モデル。CPUをモバイルPentium III/600MHzから同650MHzに強化したほか,新たにIEEE 1394ポート×2を装備。DV編集ソフトに「MotionDV STUDIO V2.0」をバンドルした。またCF-M2XRは,着脱式の4/4/20倍速CD-RWドライブを装備する「CF-M2R」の後継機。こちらもCPUをモバイルPentium III/600MHzから同650MHzに強化している。

 価格はいずれもオープンプライス。10月20日より販売を開始する。

 主な仕様は以下の通り。

モデル CF-B5ER CF-M2XR
CPU モバイルPentium III/650MHz
メモリ 64Mバイト(最大192Mバイト)
HDD 20Gバイト
ドライブ なし 4/4/20倍速CD-RW(着脱式)
ディスプレイ 10.4型TFT液晶(1024×768ピクセル) 11.3型TFT液晶(1024×768ピクセル)
OS Windows Me
価格 オープンプライス

関連リンク
▼ 松下電器産業 TEL(0120)873029

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