News 2000年10月17日　11:12 PM 更新

NEC，Crusoe搭載ノートPC「LaVie MX」を発表

NECが「Crusoe」搭載のノートPC「LaVie MX」を発表。バッテリーの大容量化と徹底的な省電力化により，最長11時間の駆動時間を実現したという。

　NECは，WORLD PC EXPO初日となる10月17日，米Transmetaのx86互換CPU「Crusoe」を搭載したB5ファイルサイズノート「LaVie MX」を発表，同日販売活動を開始した。NECブースでも実機を展示している。

　NECによれば，LaVie MXは，Crusoeの搭載に加えて，冷却ファンを不要としたきょう体設計，反射型TFT液晶ディスプレイ，電源管理機能に優れたWindows 2000 Professionalの採用などにより，消費電力を9ワットまでに抑えることに成功したという。また，約3.6ミリという薄さのリチウムポリマーバッテリーを液晶パネルの裏側に装備し，本体ヒンジ部のリチウムイオンバッテリーと合わせてデュアルバッテリー化した。こうした開発努力により，「標準構成で約8〜11時間の長時間駆動が可能になった」（同社）という。

　主な仕様は以下の通り。

製品名 LaVie MX（LX60T/51EC）
CPU TM5600/600MHz
メモリ 128Mバイト
HDD 約20Gバイト
ドライブ 外付けCD-ROM（標準添付）
ディスプレイ 10.4インチ反射型TFT液晶（800×600ピクセル）
インタフェース 10/100BASE-TX，モジュラージャック，PCカードType II×1，携帯電話（DoPa，PDC対応）
本体サイズ 264（幅）×211（奥行き）×27（厚さ）ミリ
重量 1.37キロ
OS Windows 2000 Professional
価格 オープン

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[芹澤隆徳， ITmedia]

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