News 2000年10月17日 11:32 PM 更新

高木産業,「世界最速ノートPC」の記録を更新

高木産業は,Pentium III/1GHzを搭載したノートPCを出展。

 高木産業は東京ビッグサイトで開催中の「WORLD PC EXPO 2000」において,同社が打ち立てた「世界最速ノートPC」の記録を自ら更新した。

 高木産業は今年4月,デスクトップ用のFC-PGA版Pentium III/850MHzをノートPCに搭載し,世界最速とアピール(4月20日の記事参照)していたが,今回はついに,Pentium III/1GHzを搭載してしまった。インテルが掲げるモバイルプロセッサのロードマップとは無関係に製品の強化に取り組む高木産業だが,Pentium III/1GHzを搭載するにあたっては,「Pentium III/850MHzのときよりも放熱対策に苦労した。耐熱設計を最初からやり直すほどだった」という。高木産業は,もともと給湯器メーカーだけに,この手の分野はお手のものといったところか。

 参考出展されていたモデルは「PNV-PIII 1GV」。128Mバイトのメモリ,20GバイトHDD,8倍速DVD-ROMドライブ,14.1型TFT液晶という仕様で,価格は30万円前後になる見込みだ。OSには,Windows Meをプリインストールする。

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[中村琢磨, ITmedia]

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