News | 2000年10月18日 11:59 PM 更新 |
WORLD PC EXPOの飯山電機ブースでは,11月中旬以降の出荷を予定しているミニタワーPCの新製品が並べられている。フロントに設けられたUSBとIEEE 1394コネクタ以外にこれと言った特徴のない外観だが,DV編集はもちろん,TVチューナーとHDD録画機能を搭載したAV指向のPCだ。5インチベイにDVD-ROMとCD-R/Wのコンボドライブが装着されているのも特徴。
参考出展されていたのは,Pentium III/800EB MHzの「MP800UCBM2」と,Pentium III/866MHzの「MP866UAVM2」。このうち,HDD録画に対応するのは上位機種のMP866UAVM2だ。グラフィックボードに加ATIの「ALL IN WONDER 128 PRO」を搭載し,HDDは80Gバイトクラスのものを使用。また,画像管理・編集ソフトなど各種のアプリケーションをプリインストールしている。「飯山のパソコンは,これまでプリインストールソフトが少なかったが,今後は増やしていく」(同社)。
初期導入ソフトは,画像編集ソフトの「HYPER KiD インターネットパック」「Photo Express3.0SE」,ビデオ編集ソフトの「Ulead Video Studio 4SE Basic」,DVD再生ソフトの「PowerDVD 2000」など計13種。地図ソフトなどもバンドルされる予定だ。また,ソフトが必要ないユーザーのための「MP866UAV」も用意する。
一方のMP800UCBM2は,nVIDIAの「GeForce 256」(32Mバイト)を搭載するエンターテイメントモデルという位置付け。こちらも豊富なソフトをバンドルした。
気になる価格は,MP866UAVで「16万円前後を目指す」(同社)。なお,同社サイトには,既に詳細な仕様が公開されており,「近日発売」と書かれている。
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