News 2000年10月24日 08:47 PM 更新

インフォプラントなど3社がインターネット情報サービスの有料化について調査

 インフォプラント,インターネットコム,三和総合研究所の3社は,インターネットユーザー300人を対象とした無料情報系Webサイトおよび情報サービスの有料化に関する調査結果を発表した。

 これによると,利用者の74%が「有料ならば使わない」という選択肢を選んだことが分かった。よく使う対象としてあげられた無料情報系Webサイト,情報サービスの大半が,「イサイズ」「yahoo」「まぐまぐ」といったポータル型サイトであったことも,このような回答比率につながった原因と考えられるとしている。一方で,14%の有料化を受容するユーザーがあげたサイトは,ディレクトリ・ポータル系が多く,そのほか,メールマガジン系,趣味系,懸賞系,雑誌系という順で,一定の価値を認めれば有料化も受け入れる層が存在するとしている。また,既に有料コンテンツを利用しているユーザーは,受容比率が約3割と全体よりも高くなっていた。

 有料コンテンツを利用したことのないユーザーは,その理由として「買いたいと思うコンテンツがなかったから」「決済に不安がある,決済が面倒だから」という点が多かったという。また,自由回答を得た9名のうち6名は,有料であること自体にネガティブであったとのこと。

関連リンク
▼ インターネットコム
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