News 2000年10月25日 07:01 PM 更新

日本IBM,ThinkPad i Series最上位機種とXGA表示可能なB5サブノートを発表

日本IBMはThinkPad i Seriesの新製品を発表。CD-RWドライブを搭載した最上位機種と,XGA表示が可能になったB5サブの2機種だ。

 日本アイ・ビー・エムは10月25日,ノートPC「ThinkPad i Series」の新製品を発表した。ラインアップは,CD-R/RWドライブを搭載したA4オールインワンの最上位機種「ThinkPad i Series 1800」と,XGA表示のディスプレイを搭載したB5サブノート「ThinkPad i Series 1124」の2機種。OSにWindows Meを採用し,起動時間を短くできる「FastBoot」機能に対応している。価格はオープン。

CD-RWドライブ搭載の最上位機「ThinkPad i Series 1800」

 1800はi Seriesの最上位機種となるA4オールインワンノートPC。14.1型の大型TFT液晶ディスプレイとCD-R/RWドライブを装備する。また企業向けThinkPadが装備するデバイスベイ「ウルトラベイ」の専用オプションを利用でき,CD-R/RWドライブを外してDVD-ROMドライブやZipドライブなどに換装できる。付属ソフトは,「Office 2000 Personal」や,同社の「翻訳の王様」「ホームページ・ビルダー 2001」など。

 店頭発売開始は11月2日。同社直販サイトでの価格は25万8000円。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 ThinkPad i Series 1800(2632-I1J)
CPU モバイルCeleron/600MHz
チップセット 440MX
メモリー(最大) 64Mバイト(256Mバイト)
HDD 20GB
液晶ディスプレイ 14.1型TFT(XGA,1677万色表示)
グラフィック ATI Rage Mobility M
ドライブ CD-R/RWドライブ,FDD
インタフェース PCカードスロット(Type III×1/Type II×1),シリアル,パラレル,外部ディスプレイ,ヘッドフォン,マイク,ライン入力,PS/2,USB
モデム 56Kbps undefined
OS Windows Me
バッテリー リチウムイオン充電池(3時間持続)
サイズ 317(幅)×267.5(奥行き)×43.3(厚さ)ミリ
重量 3キロ
価格 オープン

XGA表示に対応した「ThinkPad i Series 1124」

 B5サブノートの1124は,ディスプレイの表示解像度を従来の800×600ピクセルから1024×768ピクセルに向上させた点が特徴。小さな文字も読みやすいよう,「Fn」キーとスペースキーを同時に押すことで,解像度を640×480ピクセルに瞬時に変更できる「スクリーン・マグニファイヤー」機能を搭載している。CPUは低電圧版のモバイルCeleron/500MHzを採用し,標準で約1.8時間の使用が可能という。付属ソフトは1800とほぼ同じだが,オフィスソフトは「ロータススーパーオフィス 2000」となる。

 店頭発売は10月27日。同社直販サイトでの価格は18万9800円。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 ThinkPad i Series 1124(2609-73J)
CPU 低電圧版モバイルCeleron/500MHz
チップセット 440MX
メモリー(最大) 64Mバイト(192Mバイト)
HDD 20GB
液晶ディスプレイ 10.4型TFT(XGA,1677万色表示)
グラフィック SMI LynxEM4+
ドライブ 外付けFDD
インタフェース PCカードスロット(Type II×1),シリアル,パラレル,外部ディスプレイ,ヘッドフォン,マイク,ライン入力,PS/2,USB
モデム 56Kbps undefined
OS Windows Me
バッテリー リチウムイオン充電池(1.8時間持続)
サイズ 260(幅)×202(奥行き)×26.6(厚さ)ミリ
重量 1.36キロ
価格 オープン

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