News 2000年10月30日　02:40 PM 更新

コンパック，国内でもArmadaのバッテリーを自主回収

コンパックが，日本でも「Armada E500」と「V300」のバッテリーを回収すると発表。800個が対象となる。

　コンパックコンピュータは10月30日，同社のノートブックPC「Armada E500」および「同V300」で採用したバッテリーの一部に不具合があるとして，対象製品の回収・交換作業を行うことを明らかにした。同社は，27日に米国で5万5000個のバッテリーを回収するプログラムを発表（10月27日の記事を参照）しており，日本での回収もその一環となる。

　該当製品は，2000年6月2日から7月10日までに製造されたソニー製バッテリーの一部。日付コード（最初の4桁のアルファベット）とシリアル番号が以下の4パターンのものだ。国内では800個が対象になるという。

TCGK 00001-10500

TCGK 20001-21800

TCGK 40001-83100

TCHK 40001-44700


バッテリーコネクタの右側にある白いラベルで確認できる

　コンパックによると，これまでに1個のバッテリーで加熱・発煙し，ノートPCに不具合を与える原因となったという。報告されている事例はこの1件のみだが，同社では「高温が発生することに起因するリスクの可能性を考え，予防措置として回収することにした」としている。

　コンパックでは，下記の電話番号またはWebサイトで交換を受け付け，該当するバッテリー1個につき，2個の新品バッテリーを送付する予定だ。なお，交換までの間，該当バッテリーは放電しておくことを薦めている。

関連リンク
▼ コンパック　TEL（0120）589128
▼ 詳細情報

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[芹澤隆徳， ITmedia]

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