News 2000年11月10日 04:57 PM 更新

ソニースタイル,黒塗りのバイオノートSRなどオリジナルモデルを発表──SRと505最上位機種でMeモデルも

ソニースタイルドットコム・ジャパンは,バイオノートSRと505シリーズのオリジナルモデルを発表した。

 ソニースタイルドットコム・ジャパンは11月10日,「バイオノート」の直販オリジナルモデル3機種を発表した。ラインアップは,B5サイズノート「バイオノートSR」の本体にブラックペイントを施した「PCG-SR9C/BK」と,SR最上位機種のOSをWindows Meに変更,Office 2000をプリインストールした「PCG-SR9C/P」,同様に「バイオノート505」最上位機にWindows MeとOffice 2000を搭載した「PCG-Z505CR/P」。11月15日に受注を開始する。

黒塗りのバイオノートSR


「PCG-SR9C/BK」

 PCG-SR9C/BKは,SRシリーズ最上位機種の「PCG-SR9C/K」の本体を光沢のあるブラックで塗装したオリジナルモデルだ。メモリが128Mバイトに増量されているほかは,PCG-SR9C/Kと仕様は変わらない。本体のカラーに合わせ,タッチパッドやその周辺などのカラーも変更されている。「ペイント処理は手作業で行っており,大量生産が難しい」(同社)として限定販売となる。ただし販売台数は受注状況を見てから決めるとしている。価格は26万円前後を予定し,受注開始時に正式発表する。


いわゆる「バイオカラー」をより派手にしたカラーや原色系など,試作品を作ってみたが「やはりブラックが一番」ということになったという。ターゲットはヤングなエグゼクティブ。雰囲気は若干違うが,M型ライカのブラックペイントモデルのような希少価値はあるかも

SRと505シリーズ最上位機にMeモデル

 PCG-SR9C/PとPCG-Z505CR/Pは,それぞれSRシリーズとZ505シリーズの最上位機種のOSを,Windows 2000 ProfessionalからWindows Meに変更した上,Office 2000 Personalをプリインストールしたモデル。OSの変更とOffice 2000については要望が高く,オリジナルモデルの販売でユーザーの選択肢が広がるとしている。

 同社では年内に,Office 2000 PersonalのC.T.O.オプション化と,Office 2000 Personalプリインストールの「BP」モデルで,さらにPowerPointもオプションで選べるようメニューの拡充を図る予定だ。

 PCG-SR9C/Pは24万円前後,PCG-Z505CR/Pは26万円前後の予定。こちらも受注開始時に正式発表する。

 またこれらオリジナルモデルは,同社が11月6日に開始したキャンペーン(11月6日の記事参照)で商品化された周辺機器パッケージとも組み合わせて販売される。

 3機種の主な仕様は以下の通り

製品名 PCG-SR9C/BK PCG-SR9C/P
CPU モバイルPentium III/700MHz
メモリ 128Mバイト 64Mバイト
HDD 20Gバイト
ディスプレイ 10.4型(XGA)
OS Windows 2000 Professional Windows Me

製品名 PCG-Z505CR/P
CPU モバイルPentium III/750MHz
メモリ 128Mバイト
HDD 約20Gバイト
ディスプレイ 12.1型(XGA)
OS Windows Me

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[小林伸也, ITmedia]

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