News | 2000年11月20日 07:14 PM 更新 |
日本アイ・ビー・エム(IBM)は11月20日,コンシューマー向けPCの新製品を発表した。ラインアップは,スリムタワーPCの最上位機「Aptiva Eシリーズ 53Mファミリー」3機種と,コストパフォーマンス重視の「同4DMファミリー」2機種。また,ノートPCの「ThinkPad i Series 1124」と「同1620」には,ワイヤレス機器をセットにしたキット・モデルを設定した。
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スリムタワーPCの最上位機「Aptiva Eシリーズ 53Mファミリー」 |
直販専用の53Mは,本体にPCカードスロットや3ポートのIEEE 1394端子を搭載した多機能なモデルだ。CPUはPentium III/866MHzを搭載し,128Mバイトメモリ,60GバイトHDD,CD-RWドライブ,Windows Meといった構成。マイクロソフトの「Office 2000 Personal」など40種近くをバンドルまたは初期導入している。ShopIBMで同日受注を開始した。価格は,PC単体で15万8000円,17型CRTモデルが18万8000円,15型TFTモデルが23万8000円となる。
4DMファミリーは,Celeron/733MHzに64Mバイトメモリ,40GバイトHDD,CD-RWドライブという構成。17型CRTモデルが13万9800円。15型TFT液晶モデルが19万9800円となっている。こちらは11月22日より,ShopIBMと全国のPC販売店で販売を開始する予定だ。
ThinkPad i Series 1620のワイヤレスキットモデルは,本体に松下通信工業製のワイヤレスステーション「VE-WS1」をセットにしたもので,価格は26万8000円。同1124のキットモデルは,オムロンの携帯電話データ通信用ケーブルと松下電器製のCD-R/RWドライブをバンドルして22万8000円となっている。両モデルとも,11月24日に発売される。
このほか,IBMではThinkPad i Series 1620にOffice 2000 Personalを初期導入したモデル(24万9800円)や「ThinkPad i Series 1200」のモバイルPentium III/650MHzモデル(22万9800円)も追加している。こちらは12月1日に発売される予定だ。
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