News 2001年1月15日 08:16 PM 更新

東京めたりっく通信,バックオーダー解消に意欲

東京めたりっく通信は,机上調査の処理を効率化することで,約5000件のバックオーダーを2月中に解消する見通しであることを明らかにした。

 東京めたりっく通信は1月15日,同社サイトに掲載されているユーザー向けの案内文を修正し,バックオーダー解消の見通しが立ったことを明らかにした。4月頃には,申し込みから1週間程度で開通できるようになるという。

 東京めたりっく通信のxDSLサービスでは,当該電話局の開局に先立って申し込みを受け付け,開局後,申し込み順にNTT東日本の机上調査が開始される。しかし,同社とNTTとの間で調査書類をやり取りする手段がFAXに限られていたため,1日に処理できる数が200件程度と,申し込み数を大きく下回っていた(12月22日の記事を参照)。

 同社によると,1月12日現在で,約5000件が開通しているものの,約1万件が処理中,そして約5000件がバックオーダーになっているという。現在,処理しているのは,2000年10月末までの申し込み分だ(12月下旬に開局したエリアを除く)。つまり,昨年11月以降にサービスを申し込んだ人が,すべて待たされている恰好となる。

 しかし,1月15日に東京めたりっく通信〜NTT東日本間の机上調査依頼が電子化され,処理能力が数倍になったという。このため,同社では「バックオーダーは,2月中にほぼ解消される見通しだ。4月以降は,申し込みから1週間程度で開通できるようにする」と話している。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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