News | 2001年1月16日 06:53 PM 更新 |
マイクロソフトは1月16日,百科事典ソフトの新版として,「Microsoft Encarta 総合大百科 2001」(エンカルタ総合大百科2001)など4製品を発表した。総合大百科は,「同百科事典 2001」(エンカルタ百科事典2001)ならびに「同百科地球儀 2001」(エンカルタ百科地球儀2001)などをセットにしたもの。それぞれ単体でも販売される。また,総合大百科には,DVD-ROM版が用意されるほか,教育機関向けにはアカデミックパックを提供する。
価格はオープンプライス。推定小売り価格は以下の通り。
製品名 | 推定小売り価格 |
Microsoft Encarta 総合大百科 2001 | 2万8800円 |
Microsoft Encarta 総合大百科 2001 DVD-ROM | 2万8800円 |
Microsoft Encarta 総合大百科 2001 アカデミックパック | 1万7800円 |
Microsoft Encarta 総合大百科 2001 DVD-ROM アカデミックパック | 1万7800円 |
Microsoft Encarta 百科事典 2001 | 1万5800円 |
Microsoft Encarta 百科地球儀 2001 | 1万5800円 |
また,マイクロソフトでは,1月16日〜2月15日の期間にエンカルタ百科事典シリーズの2000年度版を購入したユーザー向けに特別優待アップグレードキャンペーンを実施。同じ製品の2001年版を2000円で販売する。
エンカルタ百科事典2001では,収録データ件数を全バージョンの3万5000点から3万9000点に拡充。動画や音声を含むマルチメディア情報は,約1万8000点を収録している。また以前のバージョンでは,データをHDDにコピーする場合,仮想CD-ROMを作成しなければならなかったが,今回からそのままHDDにコピーできるようになっている(DVD版は不可)。さらに,マイクロソフトによれば,エンカルタ百科事典2001は2002年春から全国の小中学校で実施される「新学習指導要領」を主眼に置いて開発されたという。
「新学習指導要領では,自ら調べ,資料をまとめて発表することが推進される。エンカルタ百科事典2001では,小学生や中学生が使いやすいように,発表資料作成に役立つ機能を追加した。これは,単なる百科事典ではなく,マルチメディア学習ソフトだ」(マイクロソフトホーム&リテール製品部の高橋克之部長)
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「資料BOX」を活用すればレポート作成も容易に |
具体的には,エンカルタ百科事典の各所から集めてきた情報を「資料BOX」と呼ばれるスペースに格納し,編集,レイアウト調整を行って「Microsoft Word」に書き出すことが可能なほか,文書の末尾には出典情報が自動的に張り付けられる。そのほか,研究レポートの作成方法を指導する機能なども備えているという。
関連リンク
Microsoft Encarta 総合大百科 2001
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