News | 2001年1月29日 05:55 PM 更新 |
イー・アクセスは1月29日,ユーザーの手でADSLの宅内機器を設置できる「DIYメニュー」を2月1日にも開始すると発表した。財団法人電気通信端末機器審査協会(JATE)が,ADSLモデムおよびスプリッタを電気通信機器の技術基準適合品として認定することを受けたもの。ユーザー自身が作業を行うことで,迅速なサービス開始と初期コストの削減が可能になるという。
これまで,ADSLモデムなどの設置は,指定の工事業者あるいは工事担任者資格の所有者にしか許されていなかった。しかし,2月以降はJATEの認定を受けた機器に限り,使用者が設置することが可能になるほか,従来はレンタルに限られていた機器を買い取ることもできるようになる(1月19日の記事を参照)。
イー・アクセスでは,このメニューを選択したユーザーは,「派遣工事にかかる1万数千円(ISPにより異なる)の負担がなくなるほか,工事日程の調整や手配といった煩雑さからも開放される」としている。また,工事の順番待ちで長期間待たされることも少なくなるはずだ。
なお,設置方法については,郵送される機器に解説書が同梱されるほか,同社サイト内にも解説ページが設けられる予定だという。
イー・アクセスでは,現在貸し出している機器の買い取りメニューや,ユーザーが別途購入した機器を利用するサービスも展開する方針であり,2月中には詳細を発表するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.