News | 2001年3月14日 09:54 PM 更新 |
コンパックコンピュータは3月14日,インターネットを利用した包括的なサポート体制「コンパック サービス@クリック」を発表した。遠隔監視サービスを提供する「リモート・システム・サポート」,同社サイトのナビゲーションシステムを使って対応方法を検索する「セルフヘルプ」,ならびに技術者がチャットでトラブルに対応する「アシステッド・サービス」という3種類のメニューから構成される。「インターネットを利用したサービスとしては,業界最大規模のものになる」(コンパック)
サービス@クリックの特徴は,それぞれのメニューがシームレスに統合されている点。具体的には,セルフヘルプでトラブルの解決策が見つからない場合,そのままアシステッドサービスに切り替わる仕組みになっている。「トラブルの内容に応じて問合せ先を分けるのではなく,垂直的なソリューションを提供する」(同社)
サービス@クリックは4月上旬より順次提供を開始。原則無料で利用ですることができる。なお当初サポートの対象となるのは,個人・企業向けPC,IAサーバ,ストレージ製品群の「StorageWorks」のみ。既に24時間365日の遠隔監視サービスを行っているサーバの「Alpha」シリーズならびに「NonStop Himalaya」シリーズについては,「将来的にサービス@クリックに統合する予定」としている。
サービス@クリック の詳細は以下の通り。
リモート・システム・サポート 企業向けPC,IAサーバ,Storage Worksの遠隔監視サービス。ソフトウェアの自動アップデートや障害検出,ならびにウイルス対策を提供する
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セルフヘルプ コンパックが導入するサイトナビゲーションシステムを利用して利用者が自ら解決策を見つけるもの。一般的な問い合わせをカバーする
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アシステッドサービス セルフヘルプで解決策が見つからない場合に,電子メールまたはチャットでサポート担当者に問い合わせができるサービス
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