News 2001年5月29日 11:53 PM 更新

富士写が,FinePixユーザー向けにiアプリ対応ゲームサービスを開始

富士写真フイルムは,デジカメの画像を利用したiアプリ対応ゲームサービスを,今夏より開始すると発表した。


iアプリに対応した「PictureJourneyどこでもピクチャー・ゲーム」(仮称)

 富士写真フイルムは5月29日,FinePixシリーズ向けデジタルイメージングシステム「Picture The Future」の新サービスとして,iアプリに対応した「PictureJourneyどこでもピクチャー・ゲーム」(仮称)を追加し,今年の夏頃をめどにサービスを開始すると発表した。

 Picture The Futureは,同社のデジタルカメラFinePixシリーズを中心に,ビューワソフト,画像ネットサービスなどが一体となったデジタルイメージングシステムで,今年3月よりサービスが始まっている。PictureJourneyは,画像ネットサービスの中心となるサイトで,会員サイトと一般公開のコミュニティーサイトで構成されている。会員サイトでは,写真入りホームページやアルバム作成,画像添付メールの作成,携帯電話の待ち受け画面としてお気に入りの画像をダウンロードできるサービスなどを提供している。

 今回の「どこでもピクチャー・ゲーム」(仮称)は,PictureJourneyのサービスの1つとして新たに提供されるもの。まず,デジカメで撮影した画像をPictureJourneyのサイトへ登録し,その画像とiアプリ対応のゲームをiアプリ対応機へダウンロードすることで,いつでもどこでも,お気に入り画像付きのゲームが携帯電話で楽しめるというサービスだ。

 今夏のサービス開始時には「ブロック崩し」「神経衰弱」「スポットライト」「スタンプ」「記念写真」の5種類のゲームを用意するという。


ブロック崩しは,登録した画像を100個ほどのブロックに分割して,それを崩していくゲームだ。iアプリ対応機のバイブレーション機能が連動して,ボールを打ち返す時に,手に振動が感じられるところが面白い。


神経衰弱は,登録した画像の上にカードを置き,数字が合うとその部分の画像を見ることができる。コンピュータとの対戦型で,負けた部分は黒塗りとなって画像が見えなくなるところがポイント。


スポットライトは,画像全体を隠して,スポットライトが当たったように一部分だけ見せるスクリーンセーバー的なソフトだ。不規則に動き回るライトの形は,変更が可能。


スタンプは,画像にスタンプを押したように画像合成ができる,待ち受け画面用のお遊びソフトだ。


記念写真は,画像にさまざまな枠や模様を合成できるプリクラタイプの待ち受け画面用ソフト。

関連リンク
▼ 富士写真フイルム「Picture The Future」
▼ 富士写真フイルム

[西坂真人, ITmedia]

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