News | 2001年6月19日 01:50 PM 更新 |
Microsoftは米サンフランシスコで「Windows XP」についての記者向け説明会を開催。RC1(リリース候補第1版)直前のバージョンを使って,同OSの機能について詳細なデモンストレーションを行った。
この中でMicrosoftのPC Experience部門ジェネラルマネジャー,John Frederinksen氏は,Windows XP Beta 2の信頼性に関するベータテスターの評価が,Windows 2000 RC1当時よりも高いことをアピール。PCを使いやすくするためのエンドユーザー向け機能と品質の高さをアピールした。
その上でFrederinksen氏は,Beta 2のバグをフィックスし,一部仕様変更やパフォーマンスチューニングを行ったWindows XP RC1が7月4日までにリリースされることを明らかにした。
Windows XPのRC1は「WinHEC 2001」の時点では6月前半にリリース予定とされていた。RC1の開発は6月中に終了し,7月4日よりも前にテスターへと配布される。
RC1はMicrosoft内部と一部のMicrosoftに近いベータテスターからのフィードバックを反映させ,10月25日に製品の製造工程へと向かうスケジュールだ。なお,日本語版は現在も基本的に2週間遅れのスケジュールで進んでいるが,マイクロソフト広報によると製造工程に回るタイミングは決まっていないという。
RC1直前ビルドは画面デザインなどがリファインされたほか,サスペンド/レジュームの時間やアプリケーション実行速度などが大幅に向上している。
詳細なレポートは追って掲載の予定。
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