News 2001年6月20日 10:26 PM 更新

1年間で200万ユーザーを狙うLモード

固定電話向けインターネットサービス「Lモード」が6月29日午前2時にスタート。1年間で150万〜200万のユーザー獲得を目指すという。

 NTT東西地域会社は6月20日,固定電話向けインターネットサービス「Lモード」を6月29日午前2時にスタートすると発表した。サービス開始時には,約180のコンテンツ提供事業者から195のコンテンツが用意される。Lモードのメールサービス「Lメール」では,1契約あたり1メールアドレス(電話番号@pipopa.ne.jp)が付与されるが,迷惑メール防止のアドレス変更登録もスタート時から利用できる。サービスインから1年間で150万〜200万のユーザー獲得を目指すという。

 NTT東日本はサービス開始に向け,都内でマスコミ向けにLモード説明会を行った。


NTT東日本営業部の古賀哲夫部長

 冒頭,NTT東日本営業部の古賀哲夫部長が挨拶に立ち「パソコンを第1世代,携帯電話を第2世代とすれば,当初Lモードは2.5世代ぐらいの(過渡的な)位置付けと考えていたが,サービスが具体化するに従い,手応えを感じてきた。コンテンツ提供事業者や電話機メーカーも,後押しとともに期待の声が上がっている。29日のサービスインからゲートウェイがパンクするぐらいのトラフィックがあるとよいが,現実的にはLモード端末が普及しないと始まらない。日を追うごとに確実にユーザーが増えてくれることを願う」と期待感を述べた。


営業部ネットワークサービス部門の下田敦子担当課長

 続いて,営業部ネットワークサービス部門担当課長の下田敦子氏から,Lモードのサービス概要に関して説明が行われた。「Lモード端末の最大の特徴は“簡単操作”」という下田氏は,ターゲットユーザーとして「PC利用をためらっているITビギナー」「メールや各種情報を気軽に利用したいPCユーザー」「インターネット情報を大画面で利用したい携帯電話ユーザー」を挙げた。


Lモードのターゲットユーザー層

 下田氏は,Lモード利用者同士だけでなく,パソコンや携帯電話ユーザーともメールの送受信ができるLメールも紹介。Lメールでは,最大2000文字のメール送受信が可能で,メールアドレスは「契約電話番号@pipopa.ne.jp」となる。迷惑メールを防止するため,電話番号部分を任意の文字列に変更できるほか,「迷惑メールおことわり機能」を利用することで,受信を拒否するアドレスを最大30まで設定できる。

 続いて,「Lモードカード」を使うことでICカード公衆電話機からLモードが利用できる点を説明。LモードカードはICテレホンカードと同じ非接触型。ICカード公衆電話機に,ICテレホンカードとLモードカードを重ねて挿入することで,Lモードメニュー画面が表示され,サービスを利用できるようになる。1999年に登場したICカード公衆電話機は,当初よりICカードを2枚まで挿入することが可能とのアナウンスがあったが,このLモードカードで2枚重ねのシステムがやっと活用されたといえる。


ICカード公衆電話機でLモードが利用できる

 LモードカードにはトップメニューのURLや利用者識別番号,ユーザーID,プロキシサーバのURLといった情報が記録されている。Lモード1契約につき,1枚のLモードカード発行が可能。発行料金は500円で,月額使用料は不要。

 下田氏は「単なる街のオブジェとして見られているICカード公衆電話機だが,Lモードサービスが始まれば,ICカード公衆電話機の周りに人が群がる光景が見られるのでは」と語り,LモードによってICカード公衆電話機利用が促進されるとの期待感を述べた。


LモードのCMキャラクタに歌手の八代亜紀を採用

 会場では,本日からオンエアが始まったLモードのCMも紹介された。「家族みんなが使える/楽しめる」というLモードの特徴を伝えるために主婦を主人公にしたというCMは,主婦役として歌手の八代亜紀を採用している。ビデオで会場にメッセージを寄せた八代亜紀は「インターネットやメールなどは苦手だったので,LモードCMの依頼は正直驚いたが,いろんな情報の閲覧やメールが簡単にできるLモードは,まさに私向き」とコメントした。

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[西坂真人, ITmedia]

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