News 2001年10月16日 00:52 PM 更新

Transmeta,小型化を図った「Crusoe TM6000」発表

Transmetaの新チップは既存のCruoseとの比較でボード占有面積を3分の1まで縮小している。

 Transmetaは米カリフォルニア州サンノゼで開催のMicroprocessor Forumで10月15日,新チップ「Crusoe TM6000」を発表した。

 シングルチップに各種機能を統合,集積度を高めた。既存のCruoseとの比較でボード占有面積を3分の1まで縮小したという。

 Transmeta社長兼CEO(最高経営責任者)のMark Allen氏は,新チップのターゲット市場として「軽量・フル機能のノートPC,Tablet PCなどの小型デバイス,超高密度サーバ,ネットワーキング機器/プリンタ/セットトップボックスなどの組み込みシステム」を挙げている。

 TM6000は,クロック1GHzで2002年下半期の出荷予定。一方,Transmetaは「Crusoe TM5800」については800MHz版が今四半期中の出荷,1GHz版が来年上半期中の出荷予定だとしている。

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[ITmedia]

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