News 2002年1月11日 11:02 PM 更新

午年だけに,馬で占え! 2002年はズバリこうなる!?(2)

大波乱! リンゴユミキダイフク差し切る


外から追いすがるバイオハザードの追撃を抑え,リンゴユキミダイフク(2)はZDNet杯初制覇

 これが血の底力か。名牝,ボンダイブルーの仔,リンゴユキミダイフクが才能を一気に開花させた。下馬評は低かった。“ボンダイブルーの仔”というプレッシャーもあった。それでも,リンゴユキミダイフクは秘めたポテンシャルを存分に発揮。ボンダイブルー譲りの切れ味を見せつけた。2002年,重賞の主役は譲らない。

底力が違う! 本命フレッツアタリマウス完勝


力の差は歴然。フレッツアタリマウス(5)がレコードタイムでZDNet杯を制した

 誰も追いつけない。帝王,フレッツアタリマウスが,空前のハイペースを逃げ切った。自分のペースに持ち込んだように見えたフレッツアタリマウスだが,中盤過ぎから一気のペースアップだ。最後まで食い下がった2番人気,ヒャクマンビービーもあまりのハイペースに音を上げる。無謀に思えた抜け出しも,フレッツアタリマウスにとってはマイペースにすぎなかった。2001年の勢いは,今年も衰えそうにない。

伏兵シンキョクデキタヨ,大金星!


兵シンキョクデキタヨ(12)が最軽量のハンデを生かし,完璧なまでの逃走劇を見せた

 イダテン娘,シンキョクデキタヨが意地を見せた。着実に歩んできた道の重みが,他馬とは違う? スタート直後から大きく抜け出し,馬群を引っ張る。あまりのハイペースに,観客席からはどよめきが起きたほど。

 だが,ヤケッパチのように映った戦法も,シンキョクデキタヨにとっては堅実だった。並み居る実力馬を一蹴し,嬉しいケータイ馬レース初制覇だ。これだけの力を秘めていれば,2001年の不振はもはや問題ではない。2002年は大逆転の年になる(?)かもしれない。

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[中村琢磨&監修:井津元由比古, ITmedia]