News:ニュース速報 2002年4月25日 08:53 AM 更新

Qualcomm,大幅減益

 Qualcommは24日,1〜3月期の決算を発表した。売上高は6億9611万ドルで前年同期比3%減。税引前利益は前年の2億6951万ドルから6864万ドルに縮小した。純利益は4393万ドルで,前年同期比60%減という結果だ。同社では,プロフォーマベースの純利益は前年同期比23%減の1億6100万ドルで,1株当たり(EPS)では20セントだとしている。同社は,携帯電話技術の特許ライセンスとチップ製造によって収益を得ている。1〜3月期は約1400万個のMSM電話チップを出荷,うち半分以上が3G CDMA2000 1Xだったという。同社によると,現在までに世界の6カ国で14の事業者が,総計700万以上の加入者に対して第3世代(3G)CDMAシステムの本格運用を開始している。なお同社は4〜6月期について,プロフォーマベースのEPSが21〜23セントになるだろうとの見通しを示した。またMSM電話チップを1500万〜1600万個出荷し,うち3G CDMA2000 1X MSM電話チップが1000万個を占める見込みだとしている。

[ITmedia]