News:ニュース速報 2002年5月13日 04:55 PM 更新

ソニー、同ハードで複数の変調に対応するチューナーモジュールを開発


 ソニーは5月13日、1つのハードウェアで複数の変調方式に対応できるTVチューナー復調モジュールを5月下旬からサンプル出荷すると発表した。

 新製品「BTD-UB451シリーズ」は、共通ハードウェアと各種復調ソフトウェアを組み合わせることで、1つのモジュールで複数の変調方式に対応できる。復調処理にDSPを採用、ソフトの切り替えでアナログ(NTSC-M)とデジタル(VSB、QAM)の両放送信号を復調可能だ。

 アナログとデジタルの両放送を1台のTVで受信する場合、各放送に対応した専用回路を組み合わせてTVに搭載する必要があった。同じハードウェアで両放送を復調できるようにしたことで、部品数の削減やコストダウンなどが図れる。

 まず米国と韓国の変調方式に対応し、今後欧州向け復調ソフトウェアの開発を進める。さらに衛星・地上波放送、アナログ・デジタルとも対応できる「ユニバーサルフロントエンド」の開発に取り組む。


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