News:ニュース速報 | 2002年5月16日 07:45 PM 更新 |
富士通研究所はこのほど、無線LANや携帯電話などのワイヤレス通信網を環境に応じて自動的に切り替えるシームレスローミング技術を開発したと発表した。ホットスポットでは無線LAN、移動中は第3世代携帯電話、と自動的に切り替えてインターネットにアクセスできるようになる。
新技術は、端末用ミドルウェアと、Mobile IPと連携してローミング時にデータが途切れないようにするセッション維持技術で構成。パーソナルエージェント機能による端末側の接続設定とアプリケーションの管理も行える。
アプリケーションを起動すれば自動的に最適なネットワークに接続したり、逆にネットワーク接続時に必要なアプリケーションを自動起動するといったことが可能になり、ネットワークの種類や接続用アプリケーションを意識せずにワイヤレスアクセスが行えるようになる。
同社では、新技術を関連製品に搭載していく予定。
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