News:ニュース速報 2002年5月21日 12:31 PM 更新

ビジネスシヨウ 2002開幕――華やかなモバイル関連、注目はブロードバンド関連

東京ビッグサイトで5月21日、「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」が開幕した。54回目の今回は、494の企業/団体が出展している。

 東京ビッグサイトで5月21日、「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」が開幕した。54回目の今回は、494の企業/団体が出展している(併催されているJETRO海外投資フェアの148企業/団体を含む)。

 テーマは「ブロードバンド時代に飛躍するビジネスと社会」。展示は、「ITワールド」、「オフィスワールド」、「イベントワールド」の3エリアで大別され、ITワールドは5つのゾーン(ビジネスソリューションゾーン、モバイル&ネットワークゾーン、ソフト&情報サービスゾーン、ネットビジネスゾーン、サプライ&パーツゾーン)、オフィスワールドは2つのゾーン(プロダクトゾーン、ファシリティゾーン)にそれぞれ区分されている。ITワールドではテーマ企画として「モバイル&ワイヤレスによるニュービジネスモデルフェア」が行われている。


21日から開幕したビジネスシヨウ 2002

 会場でひときわ熱気あふれるのが「モバイル&ネットワークゾーン」。携帯電話各社がブースを並べる東4〜6ホールは毎年大きな盛り上がりを見せるが、今年はさらに華やかになり、来場者で人だかりが絶えない。

 NTTドコモブースでは、本日発表のiモード新端末「504iシリーズ」を大々的にアピールしているほか、地上デジタル放送を受信できるテレビ付きケータイを参考出展。J-フォンブースでは写メール/ムービー写メール体験ゾーンで対応端末を多数展示。KDDIでは、新製品のカシオ製のカメラ付きGPSケータイ「A3012CA」やソニー製の着せ替えGPSケータイ「A3014S」、ムービーケータイによる動画配信やGPSケータイを使った位置情報の体験デモを実施。ツーカーセルラー東京は、64和音対応の音楽データ配信サービスfunstyle対応端末の第2弾となるCCDカメラ・ツインスピーカー搭載の「TK21」を展示したほか、コミュニケーションサービス「ツーカーメッセンジャー」をアピールした。


本日発表のiモード新端末「504iシリーズ」で盛り上がるドコモブース

 ブロードバンド関連も注目を集めており、会場では最新のIP関連技術や各種ブロードバンドサービスが紹介されている。NTT東日本やNTTコミュニケーションズのブースでは、BフレッツやADSLなど高速通信網や、IPv6に関する取り組み、電子自治体ソリューションなどをアピールしている。

 そのほかでは、カシオ計算機が5月13日に発表したLCD搭載機で“世界最薄”となるカードサイズのデジタルカメラ「EXILIM」が、来場者の注目を集めていた。


注目を集めるカシオの“世界最薄”デジカメ「EXILIM」

 キーノートでは、慶応義塾大学グローバルセキュリティ・リサーチセンター教授の榊原英資氏が、「日本経済の現状と国際化への課題」と題して講演を行う。

 ビジネスシヨウの会期は24日までの4日間(21、22日は招待日、一般公開日は23、24日)。入場料は無料。

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▼ ビジネスシヨウホームページ

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