News:ニュース速報 | 2002年5月23日 03:22 PM 更新 |
パイオニアがレーザーディスク(LD)プレーヤー事業から撤退することが5月23日、分かった。DVDプレーヤーの登場で販売が低迷し、同社は「来年度以降の事業継続は難しい」としている。
同社は1981年に最初の製品を発売。最盛期には年間数十万台が売れたが、1996年に登場したDVDプレーヤーに圧迫され、昨年度の販売台数ではCD/LD一体型プレーヤーが2000台以下に落ち込むなど、販売が急減していた。
また市場規模の小ささから、部品の調達が難しくなっている状態という。同社は「具体的な時期は未定」としながらも「来年度以降の事業継続は困難」としている。
同社は現在、DVD・LD一体型やCD・LD一体型など4モデルを販売している。
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[ITmedia]
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