News:ニュース速報 | 2002年5月28日 06:55 PM 更新 |
NECとNECシステムテクノロジー、米VMwareは5月28日、1台のサーバ上で複数のOSを稼働できる仮想マシン(VM:Virtual Machine)ソフトの技術開発で提携すると発表した。
VMソフトの製品強化や新機能の開発、マーケティング・販売活動を共同で実施する。具体的には、Intelの64ビットプロセッサ(IA-64)対応を3社共同で推進。NECのItanium搭載サーバ「AzusA」やItanium 2搭載サーバ「AsAmA」(開発コードネーム)上でのVMソフトの稼働を評価・検証する。
またNECのクラスタソフト「CLUSTERPRO」との連携機能の開発を進め、仮想サーバ環境での高信頼性・高可用性を強化する。国内ユーザーのニーズに対応した機能開発も行う。
VMソフトを導入すると複数のOSを同じサーバに統合でき、システムの効率化が図れる。国内企業では経営改革に伴うITインフラの見直しが進んでいることから、NECはVMソフトがオープン系基幹業務システムを実現する要素技術と見て力を入れる。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.