News:ニュース速報 | 2002年5月28日 08:15 PM 更新 |
アスキーは5月28日、10月1日付けで同社の親会社で投資会社のユニゾン・メディア・パートナーズ(UMP)の完全子会社となり、ジャスダック(店頭)市場への上場を廃止すると発表した。
UMPは7月23日付けでアスキーから、総額15億円(1株5円)の第三者割当増資を引き受け、既存の保有株と合わせて同社株の95.67%を取得。10月1日付けで残りの4.33%を1:1の株式交換方式で取得し、同社を完全子会社化する。
アスキーは2001年3月に債務超過に転落。UMPは2001年11月にCSKからアスキーの経営権を取得し、同社をIT関連出版業務に集中させる経営再建策を進めている。UMPは同社を完全子会社化することで、「短期的な業績の変動にとらわれることなく、大規模な改革と事業再編を進める」としている。
またアスキーは、6月26日付けで代表取締役社長の鈴木憲一氏が退任、後任にUMPが同社に派遣している取締役・顧問の小森哲郎氏が就任する人事を発表した。
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