News:ニュース速報 | 2002年6月3日 05:45 PM 更新 |
米Nasdaqと大阪証券取引所が提携を解消するとの一部新聞の報道に対し、ナスダック・ジャパンは6月3日、「(大証に対し)契約内容の見直しを申し入れたが、提携解消を目的とするものではない」とするコメントを発表した。
報道によると、米Nasdaqは日米欧を相互接続し24時間取引ができる新取引システムの導入を目指しているが、大証がシステム導入に慎重なため、ナスダック・ジャパン市場での株式取引、ナスダック指数先物、同オプションの大証への上場などすべての業務提携を解消するという。また米Nasdaqは提携解消の方針を大証に文書で通告したとしている。
ナスダック・ジャパンはこれに対し、「大証が(新取引システムの導入を)承認しないため、導入の目処が立っていない。このため、大証に対し契約内容の見直しを申し入れた」としながらも、「提携解消を目的とするものではない」とした。
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