News:ニュース速報 | 2002年6月6日 01:29 PM 更新 |
東京国際フォーラムで6月6日、ストリーミング専門イベントの「Streaming Media Japan 2002 [Spring]」、ならびにデジタルコンテンツ専門イベント「Content Management Forum 2002」が開幕した。2つのイベントあわせて40以上のカンファレンスセッションが行われるほか、展示会場では参加各社がストリーミングやコンテンツ管理、ならびにDRMなどに関する最新技術を紹介している。開催期間は6月6日・7日。
開幕基調講演には、米Microsoftアドバンスド・ストラテジー&ポリシー担当の古川享副社長が登場。同社の次世代ストリーミングプラットフォームである「Corona」を紹介した。Coronaは、「ファーストストリーミング」と呼ばれる機能により接続時のバッファリングをほぼゼロに近づけ、「テレビを見るようにストリーミングコンテンツにアクセスできる」(古川氏)のが特徴。講演では、会場に用意したWindows .NETサーバとCoronaクライアントと、Windows 2000サーバによるストリーミングの違いについてデモンストレーションを行った。
「Coronaは、プレーヤ、サーバ、映像・音声コーデック、エンコーダ、開発ツールの全てがリニューアルされている。圧縮率はMPEG-4の約2倍。ビットレートは4M〜6MbpsでHDTV並の映像品質を実現できる。そのため、HDDへのコンテンツ保存にも便利だ。ストリーミングなどのデジタルコンテンツがビジネスとしてまだ立ち上がっていないが、Coronaによって、ビジネスチャンスは飛躍的に拡大するだろう」(古川氏)。
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