News:ニュース速報 | 2002年6月10日 03:17 PM 更新 |
パステムセゾン(札幌市)は6月10日、無線LANを利用したインターネット接続(ホットスポット)サービス「hot-point」を開始すると発表した。ユーザーが無料で利用できる点が特徴。将来は全国3万7000カ所でのサービス提供を目指すという。
飲食店などを対象に、サービスを提供する加盟店を募集。店側が接続費用などを負担することで、ユーザーが無料で利用できるようにした。加盟店にコスト負担が発生するが、ホットスポットサービスを提供することで付加価値を向上、集客力をアップできるという。
IEEE 802.11b準拠の無線LANを使用し、回線速度は下り最大11Mbps。ただ、最大速度は加盟店が利用する接続回線によって異なる。無線LAN機能を搭載したPCを加盟店に持ち込むか、加盟店が用意したネット端末を利用する形で利用できる。
当初は札幌市と、東京の秋葉原、渋谷、麹町でサービスを開始。将来的には全国3万7000カ所でのサービス提供を目指すとしている。
加盟店側の負担費用は、「スタンダードプラン」が初期費用9万9800円、月額利用料6942円から、など。
同社は、2001年3月から札幌でサービスの実証実験を行い、セキュリティやコスト、提供店舗での回転率の低下などの問題を解決したとしている。
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