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2002年6月11日　08:35 AM 更新

GnutellaベースのMorpheus 1.9、プレビュー版リリース

同プレビュー版リリースの背景には、Morpheus 2.0の開発が遅れているという事情がある

　StreamCast Networksは6月10日、同社のファイル交換ソフトの新バージョン「Morpheus 1.9」のプレビュー版リリースを発表した。

　Morpheus 1.9では新たに、AOL Instant Messenger（AIM）と互換性のあるインスタントメッセージング機能のほか、各種の新機能が装備されている。かつてMusicCityとして知られていたStreamCastは、以前はオランダのKazaa BVからライセンスを受けてMorpheusを開発していたが、今回のバージョンはオープンソースのGnutellaによるアーキテクチャを採用している（3月4日の記事参照）。

　同社は本来、Morpheus 1.9の正式版をリリースするはずだったが、10日の日中現在、同社サイトに掲載されたのはプレビュー版のみ。このプレビュー版リリースの背景には、Morpheus 2.0の開発が遅れているという事情がある。同社は昨年12月の時点でWindows XPに対応したバージョン2.0のリリースが近いと伝えたが、開発の遅延や法的問題で難しい立場にある。

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[ITmedia]

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