News:ニュース速報 | 2002年6月11日 06:27 PM 更新 |
ノルウェーのOpera Softwareは6月10日(現地時間)、スマートフォン用Webブラウザ「Opera」でXHTML(WAP2/Mobile Profile)とcHTML(iモード)をサポートすると発表した。
スマートフォンに搭載できるようにパッケージサイズを1.3Mバイトに抑えた軽量版。これまでのHTMLに加え、新たにXHMTL(WAP2/Mobile Profile)とcHTML(iモード)をサポートした。
また携帯電話メーカーは、Operaのモジュラーアーキテクチャをカスタマイズしたり、モジュールを他のアプリケーションのコンポーネントとして利用したりすることもできるという。
同社CTO(最高技術責任者)のHakon Lie氏は「残念ながら、ほとんどWebサイトはHTML標準に準拠しておらず、われわれが“ストリートHTML”と呼んでいる(言語で)作成されている。(今回XHTMLとcHTMLをサポートしたことで)、Operaを搭載したスマートフォンは、組み込みデバイス向けに策定された標準に準拠したサイトだけでなく、“ストリートHTML”で作成されたサイトも表示できる」としている。
同社は2001年5月にSymbianと提携(5月30日の記事参照)。Symbianはスマートフォンの参照設計に同ブラウザを採用している。またこの提携を受けて、Nokiaが今年3月にCEBITで発表したスマートフォン「Nokia 9210i」(3月13日の記事参照)と先週米国で発表した「Nokia 9290」のデフォルトWebブラウザにOperaを採用している。
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