| News：ニュース速報 | 2002年6月12日 08:52 AM 更新 |
海賊版音楽CD、販売量が大幅増
音楽業界団体によると、世界における海賊版音楽CDの販売量は昨年、50％近くも増えて、過去最悪の9億5000万枚に上った
国際音楽同業者組合のIFPI（国際レコード産業連盟）は6月11日、世界における海賊版音楽CDの販売量が昨年、50％近くも増えて、過去最悪の9億5000万枚に上ったと発表した。これら海賊版の売上規模は推定43億ドルで、前年比微増となっている。
IFPIによれば、販売量の大幅増の背景には組織的なCD-R海賊集団の存在がある。海賊版CD-Rの製造は現在、工場での大量生産と、ガレージやラボでの小規模なものとの二系統に分かれているという。
報告によると、商業規模の海賊版CD-Rの販売量は、2001年、3倍増の4億5000万枚に上った。この手の海賊版CD-Rの販売は、特に南米、北米、南欧で広がりを見せている。また工場での海賊版大量生産の拠点は、東南アジアと（割合は小さいものの）東欧だとしている。
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IFPI[ITmedia]
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