News:ニュース速報 | 2002年6月12日 05:26 PM 更新 |
マイクロソフトは6月12日、Windows XP Tablet PC Edition日本語版を搭載したTablet PCを国内PCメーカー5社が今秋から順次発売すると発表した。
発売を予定しているPCメーカーは、ソーテック、東芝、NEC、日本ヒューレット・パッカード、富士通の5社。
Tablet PCは、ペンを使ってPCを操作したり、文字や絵を入力したりすることができる次世代PC。2001年11月の「COMDEX/Fall 2001」で、Bill Gates氏が試作機を披露した(11月12日の記事参照)。ノートPCの画面が180度回転する機構を採用する「コンバーチブル型」と、キーボードを搭載せず、液晶ディスプレイに直接ペンで入力する「ピュアタブレット型」の2種類の形態で提供される予定だ。
OSに、Windows XP Professionalに手書き認識機能、音声認識機能、手書き用ユーティリティソフトなどを追加したWindows XP Tablet PC Editionを搭載。Windows XPに対応した既存のソフトをそのまま利用することが可能だ。また手書き入力したデータは「デジタル インク」としてPCに取り込まれ、データ形式の変換や編集などの操作を行える。
Tablet PCはX86互換チップアーキテクチャを採用。高解像度で低消費電力の液晶モニタ、高効率のバッテリ、ワイヤレス接続機能などの機能を提供するとしている。
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