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2002年6月12日　05:28 PM 更新

サン、「Solaris 9」日本語版を発売

サン・マイクロシステムズは6月12日、オペレーティング環境の最新版「Solaris 9」を発売した。

　サン・マイクロシステムズは6月12日、オペレーティング環境の最新版「Solaris 9」を発売した。

　米Sun Micorosystemsが5月23日に発表した「Solaris 9」（5月23日の記事参照）の日本語版。基本アーキテクチャやセキュリティ、互換性など基本機能を強化したほか、300以上の新機能を追加した。

　「Sun ONE Application Server」や「iPlanet Directory Server」などSun ONE環境が統合されるほか、データ管理、プロビジョニング、サーバの仮想化、セキュリティ、構成サービス、高可用性、性能、互換性の面で機能が強化されている。

　Solaris 9はソフトとライセンスが別々に提供され、ソフトは同社のサイトから無償でダウンロードできる。また有償のメディアキット（CD-ROM/DVD-ROM）も用意した。メディアキットは「Solaris 9 システム管理者向けメディア 日本版」（3万円）と「Solaris 9 マルチリンガルスリムキット（最小ドキュメント構成）」（7500円）の2種類。ライセンス料はハードの最大CPU数に応じた設定となっている。なお、シングルCPUモデルはライセンス料が無料。

　また今後ソースコードを公開する予定という。

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