News:ニュース速報 | 2002年6月12日 06:20 PM 更新 |
沖電気工業は、虹彩認証を利用する入退室管理システム「アイリスパス-WGゲート管理システム」を7月1日に発売する。カメラが自動的に目の位置を検出して虹彩を撮影し、認証を行えるのが特徴だ。250万円から。
1998年に発売した「アイリスパス-Sゲート管理システム」の後継製品。新たに、カメラで目の位置を自動検出できるソフトを追加した。利用者は認証装置を見つめるだけで、登録・照合が行えるという。認証時間は3秒程度で、メガネをかけたままでも照合できる。
システムは、管理センターなどに設置する管理装置・登録装置、ドア脇の壁などに据え付ける照合装置で構成。1台の管理装置には最大127台の照合装置を接続できる。
管理装置では、虹彩情報の登録のほかに、各利用者の個人情報・認証履歴の管理、照合装置のモニター、遠隔ゲート制御なども行える。また、登録作業を行う管理者の本人確認を行うための虹彩認証機能や、PCの不正操作を防止する画面などを備えた。
照合装置は、虹彩認証によるゲートの制御のほかに、照合結果と連動して監視カメラ・警備システムなどを作動できる機能させる機能も標準で装備した。
同社は、官公庁や金融機関、コンピュータ室やデータセンタ、薬品保管庫などでの利用を想定している。
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