News：ニュース速報

2002年6月12日　06:26 PM 更新

日立、光素子事業を米子会社に集約

　日立製作所は6月11日、10月1日付けで光素子事業部門を米子会社OpNextに譲渡すると発表した。グループ全体の光素子関連の経営資源をOpNextに集約することで、光通信市場向けの製品開発・営業の強化、競争力の向上を図る。

　OpNextに譲渡するのは、同社半導体グループの光素子事業部門と、日立東部セミコンダクタの一部部門。

　光素子事業部門は、アクセス通信用／幹線・メトロ通信向け／情報・産業用のデバイスとモジュールの設計／生産／販売を行っている。またレーザーダイオード、受信用モジュール、パッケージの独自技術を用いた開発、量産化を進めているほか、光素子デバイスに対応するシステムLSIに関するノウハウも集積している。

　同社は今回の譲渡で、光通信機器用モジュールなどの製品ラインアップをさらに充実させ、顧客へのサービスを向上させるとしている。

関連リンク
ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.