News:ニュース速報 | 2002年6月13日 08:02 PM 更新 |
PCパーツベンダーの玄人志向は6月13日、同社が販売したUSB2.0インタフェースカード「USB2.0V-PCI」のドライバディスクにコンピュータウイルスが混入していたと発表した。
混入していたのは「W32.Elkern.4926」で、「Klez.H」が投下するウイルスの本体。感染するとファイルの書き換えやOSを起動不能にするなど深刻な被害を与える場合がある。
ドライバディスク内のどのファイルに感染していたのかは明らかにしていない。玄人指向は同ウイルスの駆除ツールを公開、ユーザーに実行を呼びかけている。またウイルスチェック済みのドライバも公開した。
商品は回収する。購入者には代金を返金するか、同社「USB2.0+1394-PCI」との交換に応じる。既に「USB2.0V-PCI」の店頭販売は中止しており、型番も廃番とした。今後、「再発防止のための原因究明を行い、後日報告する」としている。
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