News:ニュース速報 | 2002年6月14日 08:13 PM 更新 |
ACCESSはこのほど、赤外線通信プロトコルスタック「IrFront」の新バージョン「IrFront v2.0」を発表した。NTTドコモ「504i」シリーズの赤外線通信機能を利用して、デジカメやPOSなどからインターネットに接続できるようになる。
「IrFront v2.0」は、デジタルカメラやプリンタ、POSシステムなどの機器に、赤外線通信機能を追加するためのプロトコルスタック。
新たに504iシリーズの「vTrigger」機能をサポートした。IrFront v2.0を搭載するデバイスから、iアプリを起動することができるようになるという。これを利用することで、デジカメなどから504i経由でインターネットに接続できる。
またモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が策定したオブジェクト交換インプリメンテーションガイドライン仕様「IrMC Level4」をサポート。異なるデバイス間で、データ転送用のプロトコル「OBEX」に基づいたデータを相互に送受信できる。
開発キット「IrFront v2.0 SDK」の出荷も開始した。基本パッケージが400万円、IrMCオプションパッケージが100万円など。
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