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2002年6月17日　01:59 PM 更新

日立、ストレージ管理ソフトの米Comstockを買収

　日立製作所は6月17日、ストレージ管理ソフトウェア開発会社、米Comstock Systemsを2000万ドルで買収すると発表した。NAS（Network Attached Storage）管理・ストレージリソース管理分野で強みを持つComstockを買収することで、ストレージ管理ソフトの開発体制を強化する。

　買収後は、社名を「Hitachi Storage Software」に変更し、米国でのストレージ管理ソフトの開発拠点に位置付ける。また経営にはストレージ製品の販売を行う日立データシステムが参加し、市場のニーズを製品開発に反映させるとしている。新会社はComstockの経営陣・従業員を引き継ぎ、5年後に全世界で売上高4000万ドルを目指す。

　今回の買収について日立は「Comstockが持つ性能管理・容量管理のコア技術と、当社のストレージ技術・世界規模の販売体制を融合し、ストレージソリューション分野での事業拡大を図る」としている。

　日立は5月8日に、ストレージソリューション戦略「True North」を発表。ディスクアレイサブシステム事業を強化するとともに、ストレージ管理ソフト事業に本格的に参入するとしていた。

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